両性具有として悩んでいた一葉は、研究と治療の名目でここ、国立生物化学研究所に連れてこられた。
ここに運ばれて12日目。一葉(かずは)は様々な「研究」の対象となった。
だが今日はいつもと雰囲気が違う。真っ暗で部屋の広さもわからない地下室へ連れてこられ、マジックハンドのようなもので
手足と体を拘束された。
どこからともなく声がする。研究員の話し声のようだ。
「それでは今から『尿道耐久力テスト』を行う。『膀胱耐久力テスト』も同時進行する。
第一プラグ挿入開始。」
一葉には何のことだかさっぱりわからない。
暗闇から機械の触手のようなものが現れ、尿道の穴にあてがわれた。
「ま…まさか、いや!やめ…っ、くはぁぁぁ」
潤滑剤もなにもなく、ほぐされてもいない尿道を、機械の触手はどんどん堀進んでいく。
「バイブレーション開始」
尿道の奥深くまで潜り込んだ触手が振動しはじめた。しかも尋常じゃない振動だ。一葉は拘束されているため身をかわすこともできない。
「第二プラグ挿入開始。」
一本目で広がりきった尿道に、さらにもう一本入れようとしている。しかも今度ははじめから振動している。
「ギャァァァァァァァァァァッ!」
人のものとは思えない叫びが、地下室に響き渡る。触手はもう膀胱にまで達している。
「第三プラグ挿入開始。」
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